データマイニングで活躍しよう!

新たな可能性をもつデータマイニング

データマイニングとは、情報システムに蓄積された膨大な量のデータから、コンピューター解析によって未発見の規則性等、有用な知見を抽出するテクノロジーです。
この手法は幅広い分野や目的に適用できますが、特に企業が意思決定や計画を立案する際に、マーケティングの方向性を探る手法として採用されています。
また、人工知能の開発にも利用されており、自然言語の解析をはじめ、パターン認識や拡張認識など、応用範囲が広がっています。

データマイニングの代表的手法としては、高頻度のパターン抽出や相関性の開示、そして傾向予測等があります。
こうした手法によるマーケティングにおいて、顧客層の意識的・無意識的行動心理を読み解くことで、顧客層との長期的かつ良好な需給関係を築くことが出来るわけです。
マイニング(採掘)の名の通り、広大な鉱山から金脈を見つけるには、様々な段階を確実に踏んでいく必要があります。
金脈があるかどうかを探るためには、先ず、試験彫りを行う必要があると言えます。
それがパターン抽出と称されるもので、過去のデータと照らし合わせながら、有力なパターンを見つけていくわけです。

さらに、場合によっては過去のデータにはない、新たな相関性を発見することもあります。
前者が目的指向型だとしたら、後者は探索型となります。
探索型の場合、特定の目的変数を持たないので、分析には新たな目的変数を設定する必要があります。
それは、謂わば金脈以外のレアメタルの発見に繋がる手法となるわけです。